「国際母語デー」 記念行事
2014.2.21 バングラディッシュ
言語運動記念「国際母語デー」
記念行事
今日、2月21日はバングラデシュの人たちにとっては最も大切な日「言語運動記念日」
かつてはパキスタンの一部だったバングラデシュ(当時は東パキスタン)では、西パキスタンの言語「ウルドゥ語」を公用語として使うように強制されていたそうです。
もともとベンガル語を公用語としていたバングラデシュの人たちにとっては公職に就くためにはウルドゥ語を学ばなければいけないということになり、それにダッカ大学の学生たちが抵抗をしました。
1952年2月21日、ベンガル語を公用語として認めるように抗議活動を開始した学生たちに対し、パキスタン政府はただちに集会をやめないと射殺するという発令をしたそうです。
命よりも言語(ベンガル語)を選んだ学生たちは、命をかけて抗議をし、そして死んでいきました。
人々が命に代えて言語を守ったということは、歴史上はじめてのことだったそうです。
そしてその後、死んでいった学生たちのために「言語記念碑(ショヒド・ミナール)」が建設されたそうです。
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